汽水の作り方
量のはかりまちがいは失敗に気がつきにくい
とても気をつけて下さい。

その4 汽水を作る

バケツに水をくみ、カルキ抜きの薬を入れる

先に水道の水が冷たすぎたり熱すぎたりしないか調べて下さい。
いつも水温計を使うようにしましょう。
だいたい22度~28度の間なら大丈夫です。
温度がよければ、バケツに必要な量の水をくみましょう。
水の温度が冷たい時や熱すぎたら、お湯や水を足してちょうどいい温度にしてください。

下の表は今回つくる水そうの水位を目安に書いてあります。
同じ量の水を入れても水そうの大きさによって水の高さが変わるので、さいしょは汽水を少し多めに作ったほうがよいです。(残った汽水は冷ぞう庫に入れてもあまり長持ちしません。余ったらもったいないけどすてましょう)

カルキ抜きはコントラコロラインという薬がいちばんよく使われるので、これを例にして説明します。
容器に書いてある説明を読んで、水の量に必要なぶんだけはかってバケツの水に入れて、よくかき混ぜます。

参考:水の量とカルキ抜きの薬の量

バケツに水をくむ
30cm水そう

45cm水そう
水5リットル コントラコロライン1cc
※ティースプーン半分
水8リットル コントラコロライン1.5cc
※ティースプーン8分目
60cm水そう 水10リットル コントラコロライン2cc
※ティースプーン1杯
水15リットル コントラコロライン3cc
※ティースプーン1杯半

次はいよいよ汽水を作ります。
カルキ抜きが終わったバケツの水に海水の素を入れて混ぜます。
海水の素をはかるために「料理はかり」を用意して下さい。

海水の素を計算して分量を計る

料理はかりに塩をのせる
まず買ってきた海水の素に書いてある説明を読んで下さい。
もし、次の表に書いているメーカー以外の海水の素であれば、標準の使用量を4で割ってください。
ふつうは9グラム~10グラムになるはずです。

<有名メーカーの例:汽水を作る時の量>
テトラマリンソルト(テトラ社) 1リットルあたり10グラム
インスタントオーシャン(アクアリウムシステムズ社)1リットルあたり約9グラム
下の表は、よく使われるテトラマリンソルトを例にして、量を書いてあります。
30cm水そう

45cm水そう
水5リットル テトラマリンソルト50グラム
水8リットル テトラマリンソルト80グラム
60cm水そう 水10リットル テトラマリンソルト100グラム
15リットル テトラマリンソルト150グラム

海水の素を入れて溶かす

海水のもとを入れて溶かすよく混ぜる
あらかじめ計っておいた海水の素を入れ、かき混ぜて完全にとかします。
海水の素の量をまちがえないようにしましょう。
よくまぜて、白い粒がなくなるまでとかしましょう

これが面倒だという人はトビハゼをやめて、普通の淡水魚や熱帯魚を飼いましょう。他にも可愛いくて飼いやすい魚はいっぱいいます

いよいよ次は最後の仕上げです。

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